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製品一覧

スーパーグリーンデッキ

スーパーグリーンデッキ

SUPER Green DECK(ロゴ)
地球に寄り添う「SUPER Green DECK」は、100%鉄スクラップ活用し、持続可能な社会に貢献する環境配慮型配筋付デッキです!
従来のスーパーフェローデッキと同じくデッキプレート(型枠)と鉄筋トラス(鉄筋) が一体となっており、コンクリート打込み時はデッキ型枠として、硬化後は鉄筋トラスがスラブ主筋となり鉄筋コンクリートスラブとして耐力を負担する床構造デッキです。

特長として製造材料である鉄筋、鉄線、鉄板の母材を高炉で製造された材料から、鉄スクラップを使用しCO2排出量が少ない電気炉で製造された電炉材を使用。工場製造により精度のよい配筋が実現しているため高品質な床スラブが構築でき、型枠工事と鉄筋工事の大部分を同時に施工しているため、建築現場での工期短縮を計画できます。
また当社では12,000mmの長尺製造が可能です。鉄骨造案件での連続支持スパンの提案ができ、建築現場での落下事故の防止・楊重回数削減などに貢献できる商品です。

クローズドループリサイクル
SDGsの達成に向け環境への配慮がますます求められている中で、「鉄鋼業」が占めるCO2排出量は各業界の中でも大きな割合を占めています。脱炭素社会に向けて業界全体で取り組まなければいけない課題となっており、CO2排出量削減を実現する製品開発を進める中で、資源リサイクルを活用し「脱炭素・循環型鋼材」を広く社会に提供するべく、本製品が生まれました。
鉄をリサイクルすることで、新たに使われる資源の消費量を減らすことができ、CO2排出量を抑えながらも少量の廃棄物で済む『クローズドループリサイクル』に取り組み、より持続可能で環境に優しい社会の実現を進めてまいります。

スーパーグリーンデッキの特長

スーパーグリーンデッキの特長

スーパーグリーンデッキ2 1. 母材製造時のCO2排出量を約1/3に削減

SFDとSGDの製造時CO2排出量比較表(当社比)

本製品は、上記比較表のとおり往来より販売している「スーパーフェローデッキ」に比べ、100%電炉材を使用することでCO2排出量を約3分の1に削減できます。
製造材料である鉄板、鉄線の母材を往来の高炉で製造された材料から、鉄スクラップを原料としてCO2排出量が高炉より少ない電炉で製造された材料を100%使用しています。持続可能な材料を使用することで、新たなに使われる資源の消費量を減らし、建設業界における環境負荷の軽減に寄与します。

スーパーグリーンデッキ2 2. 建設現場における施工効率の向上

工場で鉄筋と型枠材を一体化させた製品のため、現場での配筋作業を軽減させ、現場の省力化と全体工期の短縮を実現し、建設現場の労働力不足や資材高騰といった社会課題の解決に貢献します。
スーパーグリーンデッキ

スーパーグリーンデッキ2 3. 施工時の安全性向上とコスト削減

最長12mまでの連続支持スパンに対応可能なため、現場作業時の落下防止にもつながり、安全性も向上します。熟練工でなくとも簡単に施工ができ、従来の単純支持と比較して楊重回数の削減と施工スピードを向上させ、コスト削減にも貢献します。また配筋付デッキの特長として、『木型枠の設置、解体に伴うエネルギー消費と産業廃棄物削減』する面に優れています。
連続支持イメージ図

スーパーグリーンデッキ2 太陽光発電(再生エネルギー)の利用

工場(市原加工センター)で製造している製品は、製造工場敷地内に設置した太陽光発電設備(太陽光パネル)からクリーンな電力を作り出し、商品製造時に必要な総電力量の約30~40%(当社比)再生エネルギーを利用することでCO2排出量の削減を実現しました!
将来的には工場の電力は『100%グリーンエネルギー』を目指してまいります。

● 太陽光発電設備(市原加工センター敷地内設置)

太陽光発電(ケンテック株式会社)

 

スーパーグリーンデッキ 製品仕様

スーパーグリーンデッキ構成部材

形状

配筋付きデッキ形状
配力筋方向(デッキ長手方向)

呼称

製造項目呼称

種類

上弦材@200 下限材@100 標準スラブ厚(mm)
A D10 D10 150~180
B D13 D13 150~270
C D13 D10 135~270
スラブ高さ

使用材料

製品使用材料規格一覧
スーパーグリーンデッキの底板デッキ(溶融亜鉛めっき鋼板)は捨て型枠として使用しております。直天井でのご使用の場合は下記にご留意ください。
底板デッキはZ12 の溶融亜鉛めっき鋼板を使用しておりますが、気温・湿度の影響により白錆等が発生する場合がございます。
またコンクリートのノロが多少出ることがあるため、必要に応じて水洗い等をご検討ください。
※Z27 その他の表面処理については、別途ご相談ください。